耳鳴りについて

耳鳴りの種類

耳鳴りは大きく分けて2種類あります。ひとつは★「他覚的耳鳴り」といい、頭の中の血管を血が流れる音や、のどの奥の筋肉のけいれんなど、 実際に音の原因があり、他人にも聞こえる音です。 これは血管を手術したり、けいれんをおさえる薬で大部分がなおります。 

もうひとつはその人しか聞こえない★ 「自覚的耳鳴り」というものです。 
これは耳の病気に伴うものが多く、 発生している場所も原因も分からないタイプで、 治療も一般的にむずか しいと言えます。 

自覚的耳鳴りについて 

自覚的耳鳴りの引き金となる耳鼻科的な病気はめまいを伴うメニエール病 
大きな音を聞いたための音響外傷 ・耳炎・内耳炎・突発性難聴などさまざまなものがあります。 

一般的には感音性難聴には耳鳴りが伴うことが多いです。 これは振動を音として感じる内耳やそれを 脳へ伝える神経などに異常があるための難聴です。 

治療法 

難聴があればその治療をします。 
聞こえが改善すれば耳鳴りも改善する事が多いです。 

耳鳴り自体の治療では、まずビタミン剤や血液の流れを良くしたり、血管を広げる薬を服用します。
これは内耳の働きの異常によっておこるという考えにもとづいて、 内耳を元気づけて正常に働くようにす る目的で使用します。 

次に精神安定剤も有効なことがあります。 人は完全な無音状態におくと誰でもある程度の耳鳴りがあります。 つまりそれを気にするかしないかです。 

その他聞こえの悪い人は補聴器をつけると耳鳴りがましになることがあります。 

日常注意 

散歩やスポーツをして、規則正しい健康な生活を心がけて下さい。 
寝不足や疲労やストレスがかかると耳鳴りはひどくなる事が多いようです。 

ヘッドホーンステレオなどでクラッシックなどのやさしい音楽をきいて気をまぎらわすのもいいでしょう。 寝るときの耳鳴りが気になる時はラジオを聞きながら寝るのもいいでしょう。 なにかわからない事があればお尋ねください。