起立性調節障害

起立性調節障害は、焦らず・根気よくなおしましょう 。本人が気をつけることは、 急に立ち上がらないこと。

横になった姿勢から急に立ち上がると、 立ちくらみや失神が起こ りやすくなります。 
立ち上がるときは頭を下げ、うつむいた姿勢からゆっくり上体を 起こし、最後にゆっくりと頭を上げるようにします。 

学生の場合は、 学校で朝礼などに注意することです。 先生から「気分が悪くなったら列から抜けてね」 などと言われていても、 我慢してしまうこ ともあるでしょう。 列から抜けたり座ったりしても目立たないように、 整列するときは列の 端や後ろ、あるいは最初から列の外で座って参加したほうが安全です。
学校に配慮してもら えるように、保護者から伝えておきましょう。 

急に気分が悪くなったときの対処法として、急に気分が悪くなったり、 冷や汗をかくような 場合は、 すでに脳への血流が低下し始めている状態で、 失神の危険があります。 混んだ電車の中など、 その場から抜けたりしゃがんだりできない場所では、 「その場で足踏みをする」 「脚を交差して太ももに力を入れる」 「手の指をかぎ状にして組み、 左右に強く引っ張る」 などの動作を行うと、脚などにたまった血液が心臓や脳に戻りやすくなります。 

予防としては、自律神経の働きをよくするため、 入浴時、 膝から下に温水、冷水を5回ずつ かけましょう。 

起立性調節障害は、 気合や根性で治る病気ではありません。 治療は短距離走ではなく、マラソンのように本人のペースでゆっくりと進めていくことが大切です。 
周囲の人は焦らず、 根気よくサポートしていきましょう。