花粉症に対する初期療法について
花粉が飛び始める少し前から治療を開始することを花粉症の初期療法といいます。
鼻の症状がでてから慌てて薬をのむのは遅くて、薬の効果も出にくいです。
早く治療を開始することで、症状が現れるのを遅らせたり、症状が治まるのを早めたりすることができます。
症状が毎年ひどい方はそのシーズンで花粉症の症状を始めて自覚した日から、抗ヒスタミン薬やステロイド点鼻薬を使用すると良いでしょう。
それで、花粉の飛散が終わる4月末か5月上旬まで、症状がなくても予防的に薬を続けることが大切です。