手足口病が流行ってます

 手足口病は口、手のひら、足の裏や甲などに赤い斑点、水泡状の発疹がでる病気です。
三割の確率で発熱はありますが、38度以下です。患者の半数は2歳以下で、ときに小学生で流行ることもあります。流行の夏にピークがあります。

 原因はウイルス感染です。このため子供同士の接触がある保育所や幼稚園で集団発生します。

 特別な治療法はなく、症状に応じた治療を、おこないます。軽症のことが多く、ほとんどは3-7日で治ります。
 まれに髄膜炎や脳炎を合併するなど重症化することもあります。 感染対策は手洗いと排泄物の適切な処置です。治った後も長期間にわたり便の中にウイルスが排泄されますので、排泄物はいつもきちんと処理してください。オムツ交換後は特に入念に手を洗いましょう。